子供と共に育ったαシステム
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「私のオーディオ遍歴 第十五話(タンノイ登場)」
 当時の小遣いは月1万円+バイト代(家庭教師)。と、思っていたら、父は毎月1万円の積立預金をしていてくれた。
 1月に「3月に12万円満期になるぞ」と、予想外の大きな小遣いが・・・

 時は1977年、前年より円高が進み、舶来品(古い云い方:笑)も徐々に影響が・・


[TANNOY-Eaton(HPD-295)]
Tannoy-2
センターキャップ(スピーカーの中心)に、少し銀色が透けて見えますが、コレがツィーターです
 
 では。

[TANNOY(タンノイ)]:名前位は聞かれたことがお有りと思う。
 同軸ユニット(ウーハーの中心部にツイーターが内蔵されているスピーカー)を使用し、日本ではクラシックファンを中心に、輸入物ではJBLと双璧?です。

************** オーディオ雑学 *********************
[同軸ユニット説明]
Tannoy-1
 このような構造です。
 特徴としては、発音場所が同一地点なので、定位に優れています。
 同様の同軸ユニットとしては、"アルティック(クリック)"があります
*****************************************************


 当時、日本のオーディオは原音再生と云って、いかに「生の音に迫れるか」で、アンプもスピーカーも何もかも、これで動いていた。オシロスコープで「矩形波」の画像を出して「ここの角か甘い」とか「ここが、オーバーシュートしている」とか、おおよそ音楽とは無縁な評論がまかり通っていた。私は、これらを否定するわけでもないが(=この過程で大きな進歩もある)、当時も(今も)「発音体が違うのに、同じ音が出るわけない、ムリムリ」と冷ややか(笑)
 そんなことより、むしろ「聞いて疲れる原音再生(もどき)より、気楽に(雰囲気を)聞かしてくれる方がよっぽとイイ」と思っていた。

 こうなると当時の国産は全て対象外。クラシックを中心に聴いていた私は当然のようにタンノイに憧れていた。このスピーカーの奏でるバイオリンの音と云ったら・・・

************* タンノイ雑学 *********************
 当時のタンノイは、Arden,Berkley,Cheviot,Devon,Eatonと、A・B・C・D・Eと見事な?分類(笑)
 全てが同軸ユニットを使用していて、ツィーターは同じだが、ウーハーの口径が違う。
 Arden,BerkleyがHPD-385の38cm径、Cheviot,DevonがHPD-315の30cm径、EatonはHPD-295で25cm径であった。

 このアーデンからのHPDシリーズ、タンノイのオールド・ユーザーからは、 "ⅢLz"(クリック) に代表されるゴールドモニター・レッドモニターから最近まで販売していた、Stirling(クリック)へのタンノイの伝統に対して、冬の時代とも、亜流とも云われたりするが・・・。
 しかし、このHPDシリーズ、タンノイでアルニコ・マグネットを使った最後のユニット。Stirlingも295のユニットだが、こちらはフェライト・マグネットを使ったシリーズである。
 まっ、スピーカーボックスはStirlingの方がイイが・・・(笑)
***************************************************

 閑話休題
 76年後半、円高で最安の"Eaton"が定価119,000円から80,000円に価格改定。これならセットで160,000円。20%割引で128,000円と手が届く。同価格帯でKEFの104があった。ピアノの音はKEFに譲るが、なんと云ってもタンノイ。バイオリンの音、(同軸Uによる)定位の良さと云ったら・・・

 購入には3ヶ月待ちであった。2月発注で4月に港に着いた。
 (販売店の)配送センターからの直送出来るのに、<わわざわざ店配達>で。何故って?。
 「こんな重たいスピーカー、一人で運べない」って知った顔ばかり3人も納品に来ている(笑)
 ("重い"は嘘ですよ、一人で十分。梱包を入れても、私と二人で十分に運べる)
 で、「そりゃ、タンノイ。視聴しなきゃ(笑)」である。
 「それならそう言ってよ。別に店で開封して試聴会してから持って返ってもイイのに(爆)」と云って大笑いしていた。

 で、タンノイ、やはりエージングは必要です(でした)。↑の試聴会?では、みんな異口同音に「あれっ、こんなんだった?」ばっかりで、ちょっとガッカリもした。
 その後、聞いていて、だんだんと音が良くなるようです。(3ヶ月位かかったかな?)
 (あっ、特にエージング用にホワイト・ノイズを鳴らすとかはしませんでした)


 本当はもう1ランク上のDevon(HPD-315,30cm径)が欲しかったがセットで240,000円は手が出ず。
でもコレには全く後悔していない。これまでのオーディオ遍歴で唯一現用(30年経過:2007年現在)している(笑)。
 91年頃93年にエッジが傷んできて修理。この張り替えは正解で今も全然傷んでいません。このシリーズからTEACが日本の代理店になっていて保守もバッチリです。
 で、タンノイで本当に欲しいのはオート・グラフ(クリック)(ビックリしますよ:笑)。こんなのは夢にしておこう(爆)

 これでやっとロクハン(16cmユニット)とおさらばであった。

Tannoy-3

PS:最近のタンノイ、同軸ユニットを使っていないセットがあるが、「アレをタンノイというのは・・・」と、
  当時のオールドユーザーと同じ事を言っている今日この頃である(笑)



<当時の機器>
[レコード・プレイヤー]
 ターンテーブル:Victor TT-81(DD型)
 キャビネット:Lead-Console Type2BL
 トーンアーム:SAEC WE-308New
 カートリッジ:SATIN M-117

[カセットデッキ]Lo-D D-3500
[チューナー]Pioneer TX-8800

[アンプ]
 (自作)プリアンプ真空管(EQ,マランツ#7,コピー)
 (自作)メインアンプ真空管(6BQ5) 

[スピーカー]
 TANNOY Eaton
 2nd,PE-16+自作ボックス
 3nd,FE-103++自作ボックス

[ヘッド・ホン]
 HP-2



 2009.1.14、2015/12=>一部訂正
コメント
この記事へのコメント
こんばんは。

>「聞いて疲れる原音再生(もどき)より、気楽に(雰囲気を)聞かしてくれる方がよっぽとイイ」と思っていた。
なんか、デジタルカメラのノイズに対する話のように聞こえました。
無理にノイズを消してのっぺらになるより、立体感のある自然なノイズの方がよっぽどいい。
2007/11/20(火) 00:24:59 | URL | 迷う初老 #fo/KTNEA[ 編集]
77年頃と言えば、巷では中央フリーウェイに失恋レストランが流行り
私は笠井紀美子のフォールインラブのアルバムに嵌ってた覚えあります。
ジャケット写真http://blogs.yahoo.co.jp/wwdcg564/47685083.html
タンノイは憬れました(^^ゞ 友の友がアーデン+オルトフォンでクラシック
聴いてたのを あきらめの境地で見てたかなぁ.。o○
当時の私はパナのSB-6スピーカー使用でしたが
これが、また低音の不足する不満足なものでした。
場所もとるし、数年後bose301vmに乗り換え
以降オーディオ熱も醒め現在に到るなんですが
実は SPの買換えを検討中です
高価なものは買えませんが 机上に置けてそこそこのものを物色中~♪
STF 1本買える位の予算内で候補が2つ!
悩んでる間も楽しいのは カメラといっしょですねぇ( 〃∇〃)ツ
2007/11/20(火) 19:34:52 | URL | あ~さん(♂滋賀) #LeDXySHg[ 編集]
みなさん、ありがとうございます
迷う初老 さん、ありがとうございます
 お礼遅くなりましたm(__)m
 あははっ、そう言う対比出来ましたか(笑)
 シャープネスだけを追求して「カリカリ」の描写より、ふんわりの空気感が良いとも云えるかな?(笑)


あ~さん(♂滋賀) さん、ありがとうございます
 お礼遅くなりましたm(__)m
 雪大丈夫でしたか?比良山は5合目くらいまで積もったようですよ
 スミマセン、笠井紀美子、全然聞いてなかったですm(_ _)m
 アーデン+オルトフォンですか?。当時の定番ですね。当時アーデンは1本240k、全く除外でした(笑)オルトフォンはMC-20かな?SPUだったりして(笑)
 SB-6って、平面スピーカーUですよね。スゴイのお持ちだったんだ(ビックリ!)。確かに低音、厳しそうですね。
>STF 1本買える
 今は、f0(簡単に言うと低音限界。ちょっとややこしいです)をアンプ側で制御出来るようになったので、小型でも低音良く出るようになりましたので、色々悩まれると思いますし、いい音すると思います
 十分お悩み下さい(爆)

 みなさん、ありがとうございました
 お礼遅くなり、あらためてお詫び致しますm(_ _)m


2007/11/21(水) 20:23:22 | URL | SR-T101 #0uso35DQ[ 編集]
私も30年以上イートンを使用してますが、エッジ交換の目安を教えてください。エッジがどのような変化をするのでしょうか?
2009/01/14(水) 00:38:26 | URL | 右京区の飯豚 #-[ 編集]
右京区の飯豚さんへ
 コメント、ありがとうございます。
 おおっ、同じくEatonを、お使いですか?。
>エッジの変化・・・
 私の場合は、エッジをなでると、「消しゴムのかす」のような物がボロボロと出るようになりました。
>91年頃にエッジが傷んできて修理・・
 記録を調べると、93年でした。(スミマセン)
 張り替え期間は1ヶ月強、価格は当時で60,000円/2本でした。(けっこうな価格でした)
 張り替え当初は少し「エージング」が必要だったかと・・・
 この張り替えで、材質が改善されたのか、現在も、全く大丈夫です

 ご参考になれば・・・
 ありがとうございました
 
2009/01/14(水) 11:01:46 | URL | SR-T101 #0uso35DQ[ 編集]
ありがとうございます。私のイートン
私のイートンは77年購入ですが、エッジの形状に特に変化はありません。それと数年前に購入した中古のイートン(私はイートンを2組使用しております。)ですが購入する際にゴムエッジとの表示がありました。イートンをバカするマニアがいますが私は好きですね。イートンに関しては実はティアックさんの評価はかなり高いのですが………。
2009/01/20(火) 22:35:12 | URL | 右京区の飯豚 #-[ 編集]
遅くなりました
 77年とは、同じ時ですね(笑)。2SETお持ちですか?スゴい!
 当時のHPD-295は確かウレタン・エッジだったですね。
 張り替えをすると、ゴムエッジになるようです。
 (私のは、ゴムエッジになりました)
 イートン=雑誌の記事よると、かのガイRファウンテン氏も使っていたとか・・・

 ありがとうございました
2009/02/09(月) 17:13:02 | URL | SR-T101 #o98TuglE[ 編集]
詳しい方のご意見
ありがとうございます。私この20年程はクラシック鑑賞はやめておりイートンは専ら実用に供しておりました。数年前、またクラシックを聴こうと思いスピーカーを新たに購入することも考えました。素人ですので、現行10インチ同軸の購入も視野におきタンノイ製品に詳しい方にご意見を賜りました。その方の話ではスターリング等の現行10インチ同軸よりイートンのほうが遥かに上質の音であり買い換えは無駄使いであると、イートンの使用を勧められました。で使用し続ける為の予備の一組を購入した次第です。スターリングなどスピーカーに60万円以上の出費は収入面からも厳しいものです。なにしろエッジ張り替えも価格を知りためらっているくらいですので。ただ、今の世相や世界情勢をみていると遊びにお金を注ぐことは非道徳であるとの思いもあり、今のステレオセットで満足しております。貧乏でも音楽は楽しめていると自負してます。
2009/02/15(日) 18:04:33 | URL | 右京区の飯豚 #-[ 編集]
右京区の飯豚さん、ありがとうございます
>スターリング等の現行10インチ同軸よりイートンのほうが遥かに上質の音
 へぇー、そうなんですか?アルニコ(・マグネット)のお陰かな(笑)

 仰るとおり、自分の環境で、どうするかが、ほんと楽しいと思います。
 この世界、上を見たらきりがなく、挙げ句の果ては、家まで、と、なってしまいますね(笑)

 私は、4.5畳でPE-16(ロクハン)+自作箱、アンプも自作からスタートして、SPは一気にイートン。コレで終わっちゃいました(笑)
 中途半端を買って、「後日買い換えるくらいなら、一気に納得のいくモノを、それまでは買わない」が、一貫した私の考えです。
 機材を聞くより音楽を聴きましょう(笑)

 ありがとうございました
2009/03/04(水) 17:12:36 | URL | SR-T101 #o98TuglE[ 編集]
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